AX-ON
axon

Site Report

NEWS /

2022.04.25

マスコット漫才2022~ディレクターデビューへの道~

及部 弘右平・伊藤 杏朱

及部 弘右平・伊藤 杏朱
制作センター制作制作3部

    • 昨年度入社3年度を迎えた制作3部の若い2人が、2022年2月にOAされた「マスコット漫才2022」で、”完パケ番組まる1本”制作のディレクターとしてデビュー。
      学んだこと、これからの目指す姿などについてレポートしてもらいました。

      スタジオにしつらえた演壇に立つ筆者2名、台本を手に。
      今回Dデビューを果たした二人(及部さんと伊藤さん)

    • 及部 弘右平
      番組台本を手に演壇に立つ及部さん腰上ショット

      入社3年目の及部弘右平です。(珍しい名前ですが、およべこうへいと読みます)
      今回私は「マスコット漫才」という特番にディレクターとして携わらせていただきました。

      普段は「ヒルナンデス!」でCAD として業務を行なっておりますが、特番にディレクターとして携わるのはこれが2回目です。 今年度の「歌唱王」Dをさせていただいたときは、出場者を2人担当し、担当ブロックのオフライン編集、出場者とのやりとりなどがメインの業務でした。
      そんな自分が、この時期にDとして特番で1# 担当させていただくなんて考えてもいませんでした。
      そんな私の体験記です。

      今回私は「マスコット漫才」という番組で「すゑひろがりず」さんを担当しました。
      ヒルナンデスでディレクターとして「クイズ!ウタネタ」という企画を担当したときも、すゑひろがりずさんに出演してもらっており、不思議な縁を感じております。

      今回の仕事が、これまでの「ヒルナンデス!」のCADの業務と大きく異なる点はまず、当たり前ですが「完パケ番組」 であるということだと思います。
      今回も同様で、 生放送では気にしていなかったCMフォーマットの見方から先輩方に教わり、台本作業、収録などを進めておりました。

      今回特に学んだことは、オフラインの「雑さ」です。 「マスコット漫才」では、Twitter版、Youtube版、OA版の3パターンのオフライン編集をする必要がありました。Twitter版はプレミア 上で完パケを作らなければならなかったので、自分でテロップを入れて動きをつけていたのですが、山田 演出から「詰めが甘い」と何度も注意されてしまいました。
      ディレクターとしてさらに活躍するためには、ひとつひとつの編集にしっかりと意図を持ち、「丁寧に」作業することが重要だと感じました。

      「歌唱王」でディレクターとして担当させていただいていた時は番組の一部を担当したに過ぎず、番組を一つにまとめるDが別にいたので細かく気にしていなかった部分もあったのですが、今回、一人で一本分すべてをするに当たって丁寧な作業が必要となったのです。
      山田演出はじめ皆様に助けられながら収録からオフライン作業、箱 業務、MAと進めることができました。

      今回Dという立場で仕事をし、自分が「得意なこと」と「苦手なこと」が何なのか明確に分かりました。今後は少しずつ「苦手なこと」を「得意なこと」に変えていければ、と思います。そして、ゆくゆくは番組の質を上げられるDとしてスタッフ全員に頼られる存在になりたいです。
      これからさらに忙しくなっていくかと思いますが、次回の特番ではもっと活躍できるよう精進していきます。

    • 伊藤 杏朱
      番組台本を手に演壇に立つ伊藤さん腰上ショット

      同じく入社3年目の伊藤杏朱(いとうあんじゅ)と申します。2022年2月放送の「マスコット漫才」というサッカーJリーグを応援する番組にてディレクターデビューさせていただきました。
      その時感じたいろいろな感情を、拙い文章ですが以下記します。

      事の始まりは、別の特番で大変お世話になった山田演出から「ミニ特番でディレクターをやってみないか」というお誘いでした。
      初めは自分なんかがディレクターだなんて…と悲観的な気持ちが勝り「やります!」と即答できずにいました。私はあまりガツガツしているタイプではなく、率先して仕事を勝ち取りに行く!みたいなことから無縁のところにいたので…
      ただ、同期の及部がすでにやることが決まっているという話を聞いて、ここはウジウジしていられないと、一歩踏み出すことに決めました。

      ディレクター業務が始まってまず感じたのは、「ディレクターはなんて頭を使う仕事なんだ!」ということです。
      普段AD業務で頭を使っていないと言うと語弊がありますが、使う脳の部位が全くもって違うと思います。ADは卓球のように、向かってくる球(仕事)をいかに素早く打ち返すか。瞬発力と段取り力が必要だと思います。
      対してDは、ゼロから一を生み出す「クリエイティビティ」と、これで行きたい!という「ブレない意思」が必要な仕事です。2つ目の「ブレない意思」。これは私に圧倒的に足りていない力でしたから、非常に困惑しました。

      具体的な例でいくと、ロケ当日。
      直面したのは「声が小さい」ということ。
      初めて芸人さんや沢山の人を前に現場を仕切るとなると「これでいいのかな?」という自信のなさからどうしても声が小さくなってしまい、山田演出から何度もご指摘をいただきました。

      ただ、ロケでの流れが変わったのはマスコットキャラクターへの振り付け指導からでした。
      この番組は、Jリーグの各チームのマスコットキャラクターが芸人さんのネタを演じる、というコンセプトで作られています。 私はジョイマンさんのネタを担当しており、ジョイマン・高木さんのあの独特のステップをマスコットに指導するという特殊な時間がありました。
      学生時代、チアリーディングの振り付け指導を行っていた経験があったので、踊りに自信のない人に動きを教えるのは得意でした。学生時代の経験がこんなところに活きるのか…!と誰にも伝わらない感動を噛み締めながら、手取り足取り撮影を進めて行き、なんとか自分の担当を無事終えることができました。
      メインカメラの横で、踊りながら現場を仕切るディレクターは私くらいなんじゃないかなあと思ったりしてます…

      オフライン作業に関しても、学びは尽きませんでした。ちょっとくらい良いか!というガサツな性格が、編集した映像にきちんとでてしまったようで、細かい部分まで山田演出からご指導いただきました。
      ADの時は箱 でディレクターが「もう数フレ テロップ出るの遅くしようか!」などと言っているのを聞いて、内心「何が変わってるんだよ…」と思っていたのですが、自分で編集をしてみると不思議ですね。心「あと何ポイントかテロップ大きくできませんか」などと言っていたことに気づきました。
      まだまだ私に足りていない「ブレない意思」は、もしかしたらこう言った小さな「こだわり」の積み重ねによって築かれていくのかもしれません。

      たくさんVTRを直していただきましたが、正真正銘自分のVTRが世に流れたというのが素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。
      同期の及部の存在も本当に大きく、切磋琢磨し合えるいい仲間です。同じ番組で同時にディレクターをさせてもらえて、非常にいい刺激になりました。

      このディレクターデビューは、お声がけいただいた山田演出だけでなく、支えてくださった皆様の温かい応援があったからです。
      かっこいいDとはまだまだ程遠いですが、「ブレない意思」がきちんとある芯の通ったディレクターになれるよう、今後も精進して行きます。ありがとうございました。