"仕事第一人間"から"2児の母"への進化

ディレクターとして働きつつ、2児の母として育児をしながら毎日バタバタ過ごしております。
上の子が産まれたのは6年前。
ディレクターという仕事も指名がちょこちょこ貰えるようになったこともあり、"仕事第一人間"でした。
毎日の仕事の時間割を脳内で決め、タスクをこなしていく。
なので、妊娠が分かった時も、特に育児のことを調べることもせず、仕事を優先してギリギリまで働いてました。(のちにこれを後悔しますが・・・)
たぶん、私の中で"出産"がゴールと考えていたのでしょう。本当は"出産"こそが"スタート"だというのに・・・。
仕事で培った毎日の時間割、育児ではことごとく思い通りに進みません!
「今授乳したから2時間くらいは休めるかな?・・・え!?10分しか経ってないのに、泣いてる!?なんでなんで??今日も全然座れてない~~!」
こんなことは日常茶飯事で、自分の思い通りにスケジュールが組み立てられないことが、こんなにもストレスなのか!?と思うくらい、辛いと病む日もありました。
なので、早く仕事復帰したい!!という想いもあり、長男が8か月の時に職場復帰することになりました。
保育園へのお迎えの時間の都合上、16時30分までの時短勤務。
私的には、育休前と同じくらい働きたい気持ちと、実質働ける時間が少なくなったこととの狭間で、復帰して2・3か月は思うように働くことができない日々でした。
「ママなんだから、子供を優先したら?」「もっと周りに、自分の要望を伝えたら?」と言われました。
『ただでさえ、時短勤務で周りに迷惑をかけているのに。。。でも仕事は私がいなくても回るけど、自分の子供の母親は私しかいない。私が優先すべきなのは・・・』
そこから、上司や後輩たちに、時短勤務時間にハマらない打ち合わせは時間調整してもらいたい。資料制作など、お願いできることは振り分けたい。などの要望を伝えるようになりました。
周りの人へ、自分の気持ちを伝えることで、とても働きやすくなったことを覚えています。
そして、そこから2年後。
長女を授かることができ、2人育児への不安から育休は2年取得しました。
前回の反省や経験値、何より職場の上司や同僚、後輩たちのおかげで、とても働きやすい日々を送っています。
育児をしながらディレクターとして働いていることに、時々驚かれることがあります。
私も制作会社でママさんディレクターとして働けるなんて、新卒当時からは考えられないです。
それは、会社が、ママさんに働きやすい環境を整えてくれていること、周りのサポートがあることが大きいのではないかなと思います。
去年、今年と、4人も産休育休中の子がいます。とっても素敵なことだと思っています!
4人の後輩ちゃんが職場復帰した際には、先輩として私も相談にのったり、サポートできるように、努めていきたいです。
とりあえず、妊娠が分かった時に後輩ちゃんに伝えたいことは、「早めの産休を取って、ゆっくり出産の準備をしたほうがいい!!」でした(笑)
後輩のママさんディレクターが増えることを楽しみにしています。