MIPCOMに行ってきました

2022.11.25
CREATOR REPORT
井上 茜
メディアコンテンツセンター コンテンツ戦略部

2022年10月、カンヌ
行ってきました!


レッドカーペット。Hulu出資の The HEAD 2nd Seasonのパネルもありました! (中央筆者、右AX-ON竹内さん、左NTV吉川さん)

MIPCOM..それは世界各国からコンテンツを売りたい人、買いたい人、作りたい人が一堂に会し商談を行う見本市です。

コロナによるオンライン開催が続いた中、実に3年振りのリアルでの開催となった今年のMIPCOM。
参加各社の気合の入れようも目を見張るものがありました。大手の放送局や制作会社はビーチ沿いに自社のブースを設営し(リゾートレストランのようでした、、)、商談を行っていました。
そんなお祭りのような見本市に、私が、カンヌに、行くなんて!という完全なミーハー心を抱きながら初参加してきました✨

AX-ONメンバー

  • トルコのリメイク業界で有名人になりすぎたために
    トルコ航空を避ける宮田先輩
  • アニメの一大消費地フランスにアニメをライセンスする
    石川先輩(アニヲタ)
  • バラエティの企画を世界各国に売り込むチームに所属する
    (メンバーで最もしっかり者の後輩)竹内さん

そして計4名

私は普段「アニメコンテンツの配給」「フォーマットセールス(※)」に携わっていますが、今回はフォーマットセールスの担当者としてMIPCOMに参加しました。


Warner Bros. のビーチ沿いの商談バー

来場者にお渡ししたお手製カップ(AX-ON岩﨑さん作成)

普段の業務の8割がアニメセールスの私にとって、フォーマットのセールスは新たに勉強することばかりです。

※フォーマットセールスとは

ドラマ・バラエティ番組の海外版を制作するための権利売買、最近だと「IRON CHEF」(料理の鉄人、フジテレビ)のNETFLIX版等が例として挙げられる

世界各国で日本の企画に対する注目が集まっており、「何か日本発の面白い企画をピッチして紹介してほしい」という熱を感じながら、日テレのバラエティフォーマットが展開されるよう頑張って話をしました。
日本テレビとして売り込むフォーマットが「わざわざ他社から買ってでも行いたい企画」であることを主張するにはどうすれば良いか、日々考えながら商談を行いました。同時に、まだまだフォーマット展開のポテンシャルがたくさんあることにも気づくことができ、この出張は本当に貴重な機会となりました。

今回、日テレは、宮田先輩が中心となってライセンスを行って世界でバズった「はじめてのおつかい (=Old Enough!)」を引っ提げての参加で、本当に多くの会社から「海外版をつくりたい」というありがたい相談を受けることができました。
自分が売り込んだ企画が海外で成立するのを見届けたい、そう思いながら、ビーチ沿いでの商談をこなし続けました!

近々、素敵な発表が皆様にできるように
頑張ります
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

MIPCOM日テレブース