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2020.03.02

WOWOW連続ドラマW「パレートの誤算」~ケースワーカー殺人事件 全5話・3月7日(土)10:00pmよりOA開始

渡邉浩仁

渡邉浩仁
制作センター制作1部

    • 2020年 3月7日(土)
      よる10:00スタート(全5話)

      殺されたケースワーカーの素顔と不正受給の実態。
      殺人に隠された社会保障の闇と新たなる希望を描き出すヒューマンミステリー

    • 「孤狼の血」で脚光を浴び、今、最も期待されている作家のひとり、柚月裕子原作の作品が連続ドラマWに登場。現代日本をむしばむ病巣を容赦なく暴き出す一方で、弱者への温かなまなざしも忘れていない秀作だ。
      市役所の新人嘱託職員として、本来の希望ではない社会福祉課で働くうちに、殺人事件、福祉や医療を取り巻く町の闇に巻き込まれていく主人公・牧野聡美を演じるのは、連続ドラマW初主演となる橋本愛。そして聡美とともに事件の謎を追い、これからの生き方を模索する同僚・小野寺役に増田貴久、聡美に執拗に付きまといながら真実に迫る刑事・若林役に北村有起哉、物語の鍵を握る正体不明の女性・佳子役に松本まりかなど、個性的な役者陣が脇を固める。
      ひとりのケースワーカーの死は何を意味し、何を残すのか。誰がこの町の未来を輝かせるのか。聡美が出会う、善と悪や職務への責任感と個人の想いのはざまで揺れ動きながら生きるさまざまな登場人物たちの姿は、時に切なくも醜くもある。一方で、若者たちが自分の人生の確かな目的を探していく姿は、今後の日本社会の希望を映し出す。エンターテインメント性と時事性に満ちた本格ヒューマンミステリーの登場だ。

    • 【STORY】

      不本意ながら嘱託という形で市役所の福祉課に務める牧野聡美(橋本愛)は、ある日突然、生活保護利用者と直接向き合うケースワーカーの仕事を命じられる。不安を抱く聡美のことをベテランの山川は「やりがいのある仕事だ」と励ましてくれた。同僚の小野寺淳一(増田貴久)とともに、迷いを抱えながら多くの利用者たちと向き合っていく聡美。
      ところが後日、その山川が、あるアパートの火事のあと他殺体で発見される。あれほど利用者から慕われていた山川がなぜ? 周囲で、山川が何らかの不正に関わっていたのではないかという疑念が膨らんでいく中、聡美と小野寺は、町を覆う不正の影と生活保護をめぐる様々な人々の人生模様に巻き込まれていく。

      【パレートの法則とは】

      組織では全体の約2割の人間が大部分の利益をもたらしている。そこで有用と思われる2割にあたる人間を外したところ、残りの8割の中から2割の人間が新たに利益を生み始める、というイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが唱えた経験則。
      本作のタイトル中の「誤算」には、「パレートの法則を曲解すれば、社会から生活保護受給者は決していなくならないということになるかもしれないが、いつでも誰もが”8割”側に転落する可能性を秘めている。そして、そこから這い上がる人も多くいる。だから弱者を弱者と単純に切り捨ててはならない」という警鐘が込められている。

      【CAST】
      橋本愛 増田貴久 北村有起哉・松本まりか
      和田正人 冨手麻妙 那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.) 吉田芽吹
      小市慢太郎 西田尚美 尾美としのり ほか

      【コメント】

      主演・橋本愛(牧野聡美役)

      WOWOW連続ドラマW初主演についての意気込み
      主演という立場だからこそできること、やらなければいけないこと、だからと言って気負わない方がいいこと、その全てに向き合って、作品をより良いものにすることに集中したいと思います。

      脚本を読まれた際の感想
      まだ一度目を通しただけですが、運命的なものを感じました。作品内に出てくる、働き蟻の法則及びパレートの法則についての文章を読んだ時です。私は高校生くらいのときに、自分の目で人や社会を見つめて、ある法則を見つけました。それを自分の中で、「2:8の法則」と名付けていたのです。内容にいくらかの誤差はあれど、本質的にはかなり近いものが既にこの世界には提唱されていたのだと、度肝を抜かれました。そもそもそれらの法則を知らなかったことは置いといて(笑)、これは自分がやるべきものかもしれない、と吸い込まれるような気持ちでした。

      この映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へメッセージ
      どうか、希望の光へ一人でも引きずり込めるように、頑張りたいと思います。


      増田貴久(小野寺淳一役)

      WOWOW連続ドラマW初出演についての意気込み
      お話を頂いた時はすごく嬉しくて、「なんで呼んでくれたんだろう?誰が呼んでくれたんだろう?」とマネージャーさんに質問攻めしてしまいました(笑)。社会派でありサスペンス要素もあって、とても興味深く台本を読ませて頂きました。撮影が今から楽しみです。

      原作を読まれた際の感想
      僕は本を読むのがあまり得意ではないのですが、スラスラ読めてしまいました。本があまり得意でない僕ですら、夢中になって読むことができた本作の映像化ということで、演者としても、視聴者としてもとても楽しみです。タイトルにも繋がる「パレートの法則」自体もとても興味深くて。
      法則に自分を当てはめたときに、「僕はどちらの方にいるのだろう」と自らの人生と照らし合わせながら読んでいました。

      この映像化を通じて届けたい想いや、視聴者の皆様へメッセージ
      正直なところ、生活保護の現状を自分もあまり理解できていなかったですし、他人事で関係ないと思っている方の方が多いと感じました。本作に関わらせて頂いて、こういった実情を深く知り、どういった方が生活保護を受け、どのくらいの金額を受け取られていて、そのお金の出どころを知ることで、これからも税を納めていく1人として考え方を改めました。ドラマというエンターテインメントで1人でも多くの方にこの現状を知って頂き、考えるきっかけになってくれればいいなと思います。是非ご覧ください!


      原作・柚月裕子
      「パレートの誤算」がWOWOWでドラマ化されることについてのお気持ち
      この作品は生活保護をテーマにした作品です。登場人物たちは、生活保護を支給する側もされる側も、それぞれに複雑な事情を抱えています。その人物たちが、悩みながらも勇気をもって問題に立ち向かう姿を、ドラマを通して多くの方にご覧いただきたいです。
      主演の橋本愛さんについての印象や期待したいポイント、脚本を読んでドラマに期待すること
      主人公の牧野聡美は、ケースワーカーという仕事に最初は消極的ですが、芯が強く行動的な女性です。たおやかで凛とした佇まいの橋本愛さんが、熱い聡美をどのように演じてくださるのかとても楽しみです。ドラマは小説よりも、聡美と小野寺の関係が丁寧に描かれています。協力しあったかと思えば反発しあったり。事件の捜査とともに変化していくふたりの関係性も、ドラマの見どころのひとつだと思います。

      【STAFF】
      原作:柚月裕子「パレートの誤算」(祥伝社文庫刊)
      監督:小林聖太郎(『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』「連続ドラマW 煙霞 -Gold Rush-」)
      脚本:武井彩(「連続ドラマW イアリー 見えない顔」)、小松屋たから
      音楽:妹尾武(ドラマ「いま、会いにゆきます」『みとりし』)
      プロデューサー:井上 衛

      【放送日】
      2020年 3月7日(土)
      よる10:00スタート(全5話)
      <第1話無料放送>

      <AX-ONスタッフ>
      プロデューサー:渡邉浩仁・戸倉亮爾