入社2年目「悔しさは必ずバネに。」

2020.11.22
CREATOR REPORT
永井若苗
ニュース・ライブセンター ライブ部

「スッキリ」に去年の6月から配属され、初めは苦手なニュースを扱う番組だし、全然行きたい番組じゃないと、不貞腐れて1年以内に絶対辞めよう。と思っていました。
しかし、日々覚えることは多く、やっと覚えたことはコロナの影響で「いつも通り」が変わっていく...そんな日常に必死についていくうちにあっという間に1年半もたっていました。
気が付くと、大好きなアーティストの生演奏を支えたり、家族や友人から「面白かった」と言ってもらえる番組の一片に関わることができたりすることが、私のモチベーションとなり、今では少しずつ責任感も出てきました。

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カンペ出しする筆者

そんな日々の中、最も思い出深い出来事が、去年の8月頃、フロア業務を始めて2か月ほど経った頃に起こりました。
その日はスタジオの展開が多く、カンペも大量にある日でした。そんな中、私は全然動けず、カンペもミスだらけで、迷惑ばかりかけてしまい、その悔しさで思わずスタジオで泣いてしまいました。
迷惑になってしまうと、スタジオの裏で落ち着くまで待機していたところ、森圭介アナウンサーに見つかり、驚かせてしまいました。
一旦は見ないふりをして去ってくれた森アナですが、「目、腫れちゃうから!」とメイクさんから目薬を借りて持ってきてくれたのです。

その時、去り際に
「そんなときもあるよね。がんばれ!」
声をかけていただき、たったその一言がこんなところでめそめそしている場合じゃない!と私を奮い立たせてくれました。

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それからはもっと動けるようにするにはどうしたらいいのか?ミスをしないためにはどうしたらいいのかを考え、

「ミスはただのミスで終わらせない。必ず何か吸収する」

をモットーに、がむしゃらに走るようになりました。
そして、この間初めて念願だった全国放送のエンドロールに名前が載ることができました。家族や友達に見せることができて、すごくうれしかったです。

今回一つ夢をかなえた私は、さらに強くなった気がします。
しかし、私の野望はこんなところで止まれません。
私の夢である、誰もが家に帰って見たくなる、わくわくが止まらないドラマの監督になれる日まで、私らしく、時には文句も言いながら、必死に突っ走っていけたらと思います。
スタジオでも、最近独り立ちできた天気コーナー担当でも、まだまだ悔しいことも、反省もたくさんありますが、森アナの「そんな日もあるよ!」という言葉を思い出して、不貞腐れずに、前向きに毎日一段ずつステップアップを目指してこれからも頑張っていこうと思います。
次の目標は、サブコンに座るDSS担当。今はそこを目指してとにかく走っていきたいと思います。 まずは「スッキリ」でディレクターになるために、もっと広い分野の知識を蓄えられるよう、ニュース、新聞をたくさん読んで、どんなネタにも求められる人材になりたいです。

私の未来はまだまだこれから。
20年後の自分を想像すると、今からワクワクしてしまいます。
20年後の私が幸せでありますように。

タイトル画像:「スッキリ」スタジオ班スタッフと