『夜明け前のPLAYERS』チャンネル登録者数10万人突破しました!

7月8日に『夜明け前のPLAYERS』公式YouTubeチャンネルは10万人を突破しました(ちなみに執筆時点では12万人弱に!やったー!)。
...これも応援して下さる視聴者の皆さまのおかげ!本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
『夜明け前のPLAYERS』は、MCの成田悠輔さんが「今 会って話したい人」とトークをする番組なのですが、実はフツーのテレビ番組ではあまり見られない独自の制作スタイルを取っています。
今回はその内容を、ちょこっとだけお話ししたいと思います。
スタッフが「ゲストの過去の話を聞いて」とか「モニターを使ったトークへ」とか、進行に関するカンニングペーパー、いわゆるカンペを出演者の皆さんに色々出しています。
カンペを出すことで番組にテンポを生み出したり、演出の狙いを組み込んだり・・・
逆にカンペが無ければ話があっちこっちへ飛んで、視聴者の皆さんにとってよく分からないものになってしまうこともあります。いわばカンペは「番組制作の道しるべ」と言っていいと思います。
「収録終了の予定時間まであと〇〇分」という時間を伝えるカンペ以外、原則、何のカンペも出していません。
収録中にトークをどう進めるかは、完全にMCの成田さんに託しているのです。
なので放送回によっては「テレビやネットでこんなこと言っていいの?」と思うトークが展開されたり、事前に準備していた映像や画像を全く使わない、調べていた情報も全てカット、なんてことも当たり前にあったりするのですが・・・成田さんの良さを引き出すためには、これがとても大事だと考えています。
成田さんは様々な魅力をお持ちの方ですが、「テレビのルールに縛られない」ところも大きな魅力のひとつ。
今、成田さんがゲストの何に興味を持っているのか、何に疑問を感じたのか?余計なノイズを入れずに視聴者の皆さんに届けることを第一に考えています。
今のところその狙いはうまくいっている、とスタッフ一同は勝手に思っているのですが、ゲストで有働由美子さんがいらっしゃった際に、カンペなしの理由を伝えると「スタッフの皆さんの覚悟はすごいですね!でも面白い!私は応援しますよ」と言ってくださったのがとても印象に残っています。
皆さんの会社や自宅のお部屋と同じように、ベースとなる照明を上から当てています。
これは少し技術的な話なのですが、光を上から当てると人物にも均等に明かりが当たるので、「くっきり表情が見えて自然な映像」となるためです。
あえてこの上からの照明を全て消し、人物の横からのみ照明を当てています。すると映像の世界は一気に様変わりします。
人物の光と影がくっきり浮き立ち、どこか夜明け前の雰囲気に・・・なっている気がしませんか?
この照明は成田さんのどこか気だるい雰囲気ともマッチしているかなと、スタッフも自画自賛していたりします。
さらに、暗めの照明はトークに集中しやすい作用も果たしているのでは・・・と思っているのですが、皆さんはどう感じますでしょうか?
これもマニアックな話でとても申し訳ないのですが、「フルHD」や「4K」は、画面の解像度を表す単位です。
「4K」は「フルHD」の4倍の解像度があって、最近では一部のスポーツ中継やドラマなどで使われはじめています。
その一方で、未だ多くのテレビ番組では「フルHD」が主流。『夜明け前のPLAYERS』もフルHDで放送されています。
・・・じゃあ、なぜわざわざ4Kで撮影するの?という話になってくるのですが、実はここにも番組スタッフ一同の2つのこだわりが秘められています。
番組を編集していると「このシーンでは特に成田さんの表情をアップで見てほしい」「この質問をされた瞬間のゲストの顔をアップで見てほしい」といったことがよくあります。
そうした場合には、撮影した映像を編集でズームアップしたりするのですが、フルHDの映像をアップにするよりも4Kの映像をアップにする方が、映像の劣化が少なくて済むんです。
・・・うん、身もフタもないですね。
ただこの「自分たちが撮っている映像はなんかキレイな気がする」というのは映像制作者のモチベーションを高く保つためには不可欠な要素だったりします。
その気持ちが「より良い映像」を求め続ける姿勢につながるのではないかな、と思っているのですが、視聴者の皆さんにも何かが伝わっていれば幸いです。
制作スタッフ一同&成田さん!
その方たちの映像も、トークの内容も、その裏にスタッフのこだわりがたくさん詰まっているので、是非 隅々まで目を通していただけたら嬉しいな、と思っています。
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