
ZIP!歴半年!2年目の春!はじめて台本を書きました
2024.05.31
CREATOR REPORT

服部冴映
ニュース・ライブセンターライブ部
中継って楽しい!
この気持ちをより確かなものにしてくれたのが、先月末はじめて、
中継台本を書いた経験でした。
中継台本を書いた経験でした。
ZIP!に配属になり半年が経ち、ライブ部の一員として先月はじめて、中継班のディレクター業務に挑戦させていただきました。
ちょうど怪我をしてしまっていた関係で、本番は現場に足を運べなかったのですが、台本原稿を1から執筆するだけでも、とても濃度の高い経験だったと感じています。
ちょうど怪我をしてしまっていた関係で、本番は現場に足を運べなかったのですが、台本原稿を1から執筆するだけでも、とても濃度の高い経験だったと感じています。
担当したネタは、
ハイブリッド・レジャーランド東武動物公園にて誕生したゴマフアザラシの赤ちゃん。
新生の赤ちゃんをどう中継で見せるか、はじめての原稿執筆で課題は山積みでした。
カメラに興味深々?!可愛すぎる姿に一同メロメロでした!
- まず一番最初にぶつかった壁は、
「生後1か月弱の赤ちゃんのみでは、見せるものが少ない」という問題でした。 - そこで、
過去のOAで触れていた赤ちゃんアザラシのお姉ちゃんにも登場してもらう構成に変更し、画に動きが出るよう意識しました。 - しかし、ある程度原稿を仕上げた段階で、
「news every.と構成が似ている」という更なる課題が出てきてしまったのです。
案の定、先にOAを迎えたnews every.では、お姉ちゃんアザラシに触れており、瓜二つの構成になってしまっていました。 - これでは、
ZIP!でnews every.の再放送をするのと何も変わらないと思う一方で、引き出しのない私では、それを超える代替案は思いつかず、とても苦戦しました。 - その際、
先輩方に「水中にいる赤ちゃんアザラシの画は、初公開になるのでは?」とアドバイスをいただき、急遽、水にプカプカ浮かんでいるゴマフアザラシの赤ちゃんを構成上に追加しました。 - 結果、
「中継前日から赤ちゃんアザラシが、餌の魚を食べれるようになった」という幸運も追い風となり、ZIP!の中継ではじめて視聴者にお届けできた、ゴマフアザラシの赤ちゃんの姿が多々あったと感じております。
ロケハンの時の一枚。この時はまだ、ご飯を食べきることはできませんでした!
このように、
右も左もディレクター業務をわかっていない私でも、心強い先輩方にたくさん助けていただきながら、自分が一番見せたいものは何なのか?軸はぶれることなく、中継本番まで繋ぐことができたように感じています。
私自身、
今年3月にはジブリパークの計30分以上に渡る大型中継、3時間全編を中継で繋ぐおじゃまします中継等、末端兵としてですがたくさんの中継経験をさせていただき、その中で、「中継には妄想力が必要不可欠だ」と感じていました。
- 例えば、
アザラシの赤ちゃんがカメラにキスしてくれたら視聴者は可愛らしくて悶絶しちゃうだろうな・・・とか、1か月前の生まれたての赤ちゃんもきっと見たくなるだろうな・・・とか、そういった妄想を今回、なるべく積極的にしてみるように心がけました。 - その結果、
いい中継だったかは視聴者の方が決めることであって、我々制作者ではありません。 - しかし、
自分のやりたいをこうしてカタチにできるのは、やはり気持ち良くてワクワクするものだと痛感しました。 - いつか自分の、
業界人生を振り返ったとしても、きっと忘れることのない大事な瞬間です!
ずっと憧れだった『ZIP!』という番組で、こうして責任ある仕事に挑戦する機会をいただけていることに感謝しながら、今後は中継だけでなく、VTRを繋いで原稿を書けるスキルも身につけていきたいです!
まだまだ夢と野望に満ち溢れた2年目の春です!!!
まだまだ夢と野望に満ち溢れた2年目の春です!!!