カラダWEEKを通じて見つけた自分のなりたい姿

スポーツセンターに配属されて毎日頑張ってます!
10月1日から11月3日までの約1ヶ月、カラダWEEKにつかせていただきました。
7月にスポーツセンターに配属されてから3ヶ月。日本テレビの番組に収録からOAまで全て携わるのは初めてでした。
そのため何もかもが初めてで最初はいっぱいいっぱいでした。
最初の1週間は先輩の後ろをついてまわり小さい子供のように「これは何?」「これはなんで?」「こういう時はどうするの?」と質問攻めをする毎日でした。
アーカイブも使ったことがない、デジタイズに出したこともない、写真を買ったこともない...。何一つ1人で出来る事がない赤ちゃん状態の私を連れて、日々仕事を教えてくださった先輩に感謝しています。
私はカラダWEEKでの一ヶ月を通じて仕事としてとても多くの事を学ぶことが出来たと思います。
しかしそれ以上に、たくさんの先輩方と接する機会を得られたことでもっと大切なことに気づくことが出来たと感じています。
それは自分がこれから先どんな姿になっていきたいのか、その根底に持つべき考え方や姿勢はなにか、ということです。
最初に感じたことは「相手のことを考えられる人にならなくてはいけない」ということです。
2週目に入ると1人で動くことも多くなりました。
1人で動くようになってから番組以外の方々にお世話になることがたくさんありました。
映像使用許諾の判子を1つもらいに行っても、私が新人だと分かると自分の仕事の手を止めてその場にいなかった担当の方に電話をかけてくださり、翌日には私に代わって担当の方に説明までしていただきました。
判子をもらう際にも空いていた席に座らせていただき、「今年の新入社員はコロナで大変だろうけど大丈夫か?」といったお話や知っている先輩のお話も聞かせていただき、判子をもらった後誰に何を確認すれば良いのかまで丁寧に説明していただきました。
私が新人ではなかったら言わなくても分かる事だろうと判子をポンッと押すだけで、ここまで丁寧に説明してくださらなかったのではないかと思います。ただの判子1つですが先輩方の優しさをたくさん感じながら受け取った意味のある大事な判子のように感じました。
先輩から資料の印刷を頼まれる際も、ただ「印刷しといて」ではなく「これを何部、どのサイズで、どこにホチキスをして用意しといて」と指示された時、驚きました。
私が今までその資料を準備したことがないことを分かった上での指示だったと思います。自分の視点ではなく相手に合わせた対応をすることは簡単ではないと思いますが、その心遣いを受けた人がどれだけ嬉しい気持ちになるのか感じ学ぶ事ができ、自分も自然と相手のことを考えた行動がとれる人になろうと思いました。
二つ目は「自分なりの答えを持った人になろう」ということです。
カラダWEEKではディレクターさんだけでも5人以上の方とやりとりをしていました。
同時にこれだけ多くの先輩方と接しているとそれぞれ違うスタイルがある事に気づきます。
例えば「内田篤人さんの写真持ってきて」という一言。ある先輩は100枚近くの候補の中から自分で1枚選ぶスタイルでした。しかし他の先輩に同じ指示を受けた際、5枚候補を持っていくと「お前がこれだ!って思った物を1枚だけ持ってくればいいよ」と言われました。
人によって進め方はそれぞれですが、その差があったからこそ、4月の研修からよく聞いていた「自分ならと考えるクセをつけろ」という言葉の意味をようやく理解したような気がします。
ただ作業のように準備するだけでは自分にとって何もプラスになることがありません。何枚持って行くにしても自分なりの答えを必ず持ち、先輩の考え方と自分の考え方を比較し勉強できるようになりたいと思いました。
まだまだ何も出来ない私ですが、今だからこそ5年後10年後忘れがちになりそうな大切なことに気づく事が出来る気がします。
相手のことを考えること、自分なりの答えを持つこと。
そして何より、全てのことを当たり前と思わずに感謝し、大切に出来る人であること。
これから先の自分にはそんな人になって欲しい。
カラダWEEKで多くの先輩方と関わり、たくさんの経験を通じて見つけた自分のなりたい姿です。