Drama Gems from Japan in ATF 2023

ATF(ASIA TV FORUM & MARKET)とは毎年12月にシンガポールで開催される世界最大級の国際コンテンツ見本市。アジア圏を中心に全世界のセラーやバイヤーが集結し、商談を行ったり交流を深めたりするイベントです。
私たちが参加したATF 2023は昨年12月6日~8日の3日間、マリーナベイサンズで開催されました。
私たちは2日目にメインステージで行われるBEAJ 一般社団法人 放送コンテンツ海外展開促進機構のイベント【Drama Gems from Japan(日本の優れたドラマ作品を世界に紹介するステージ)】の運営を請け負っており、こちらが今回のメイン業務でした。
具体的には、本イベントのオープニングで流れる映像の制作、イベント内で使用するスライドショーの制作、イベント全体の調整(音量・照明の調整やキュー出しなど)とイベント進行を、弊社の竹野プロデューサーと分担をしながら行いました。

目の肥えた世界中の方々の前で自分が作った映像が流れる、と会場で改めて感じた瞬間から汗が止まりませんでした、、
というのもHPに掲載される映像や社内用VTRの制作においては、数件ディレクションを経験させていただいたことがありますが、実際に観客(視聴者)が存在する環境で自らがディレクションした映像を発表したのは今回が初めてでした。
各社が今一番 推しているドラマが一つとなって 島国日本から島国シンガポール へ海を渡ってきたことをいかにわかりやすく、端的に、視覚的に伝えることができるか、先輩方やエディターの方々に相談しながら考案しました。
現場の大きいモニターで観ると、もう少しカット間 を設けた方が良かったかな、テロップはもう少し上に配置した方が見やすかったかな、など反省点ばかりが思い浮かびました。しかしイベント後クライアントさんや会場にいた方から「よかったよ」と優しいお声がけをいただき、次のチャンスがあればこの経験を活かし、より会場全員が惹き込まれるものを作りたいと強く思いました!(現在も)
私は海外で仕事をしたい、国外でも愛される映像作品を作りたいという気持ちを胸に入社を決め約2年過ごしてきました。そのため、この出張のお話をいただいた時には、こんなにも早く目標の一つが叶うことが純粋に嬉しかったです。
幼い頃イランに3年間住んでいた帰国子女だとはいえ、留学経験もなく英語は学校で学んできたレベルであったため言語面で少し不安もありましたが、パッションとジェスチャーで現地スタッフの方々とコミュニケーションを上手くとることができ、無事イベントを成功させられたたことは、自信につながりました!

少し空いた時間で、各国パビリオンを見学したり実際に気になったコンテンツを制作する展示者の方々とお話したりできたことも、すごく良い経験をさせていただいたと感じています。
のだということを、改めて肌で感じることができました。
だからといって、全てを海外に寄せていく必要はなく、日本は日本の文化や考え方を大切にしていくべきだとも同時に思いました。
ただ、日本の人口は世界人口の2%にも満たないことを考えると、思考を少し変え のだなと色々な方と現地でお話をして感じました!
このような貴重な経験をさせていただくことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この気持ちを良きコンテンツとして還元できるよう、
今年も日々の業務に一つ一つ丁寧に向き合い、自身の成長に繋げていきたいです!
