父を取材対象に~2年目社員企画初採択~3/19(日)放送

こんにちは!
AX-ON 制作センター制作2部、入社2年目の柘植日向子です!
今回は自身初の企画採択となった「ミニドキュメンタリー 作曲家の父と私 50歳差で作るアイドルソング」納品までの道のりをお届けします!

今年で74歳になります。作曲家として、今も曲を作り続けています。
しかも今、挑戦しているのはアイドルソング
私にとって父が作曲家であることは普通なのですが、改めて考えてみると面白そうじゃん?
ということで父を取材する企画を出してみることに。
思いついた程度の頃、父に「「もし企画通ったらどうする?」と聞いてみたら
父「俺、運良いから多分通っちゃうんだよな~」
なんて呑気な発言をしていました。まだ企画書すら書いてないのに。
企画戦略センターの皆さんに企画書を見ていただきつつ提出。
すると後日、企画採択の連絡が!!
頭を抱える父のこの顔
父「マジか」
本当に娘に取材されるとなると、やはり恥ずかしかったようです
インタビュー中。ギターを持っている方が落ち着くそう
色々と語ってくれました。おしゃべりな性格でありがたかった......
ADなし、技術さんなし、音効さんなし、で時々、AX-ON の先輩ディレクターである糸賀さんに監修していただき、ほぼほぼ1人で撮影と編集まで担当していました。
話し出すと2時間以上話し続けることも
とはいえ私にとって初めてのディレクター業務、実際には糸賀Dだけでなく担当Pや周りの皆さんにしっかり見ていただいてなんとか進行できました。
私「ECSとマスコットってなんですか...?(小声)」
「NHKの西口玄関ってどこですか...!?(迷子)」
「編集箱のお弁当、何がいいですか...?(出前)」
みたいな日々を過ごしていました
(NHKではオンライン編集(※註1)のことをECS、サイド(※註2)のことをマスコットと呼ぶようです)
※註1 オンライン編集仮編集した映像をもとに、テロップを入れたり映像の加工などを行う仕上げ編集のこと
※註2 サイドテレビ画面の四隅に表示されるテロップのこと
私が普段担当しているバラエティは台本があってそれに沿って進行し、ある程度、必要な画を考えてから撮影に挑みます。
ドキュメンタリーは全く逆!台本が先ではなく、撮影した素材から台本を組み立てていきます。
さらに、編集してみると、ことごとく画が足りない!!!
とにかく映像を繋いでみて気づくことばかりでした。
いろいろありましたが、企画戦略センターの皆様、城下P、大塚P、糸賀D、 普段の担当番組の先輩方など皆さんのお力添えがあって、2月末、なんとか納品までやり切ることができました。
まだまだ拙いディレクションの作品ですが、ご覧いただけますと幸いです!
「NHK BS1 ミニドキュメンタリー
作曲家の父と私 50歳差で創るアイドルソング」
放送日
NHK BS1にて
本放送:3月19日(日)17:50~18:00
再放送:4月 3日(月)21:45~21:55