科学捜査×元犯罪者×復讐劇「レッドアイズ 監視捜査班」

2021.01.20
CREATOR REPORT
尾上貴洋
制作センター 制作1部

全国500万台の監視カメラの情報を集約し、
難解な事件解決に大きく寄与している警察組織が実在する...

数年前、雑誌で読んでからずっと、この組織のことは気になっていました。
それがSSBC(警視庁捜査支援分析センター)という名前だということは後で知りましたが、いつかこの組織を舞台にしたドラマが作れたらいいなと思っていました。

しかし、ただ舞台にするだけじゃつまらない、いわゆる「お仕事ものの刑事ドラマ」になってしまうので、より人間的な激しい心情や、面白い人間関係を描くにはどうすればいいか考えていました。

実際に企画に起こす際、思いついたのは
①「主人公が愛する人を失っており、その復讐を遂げるために組織に加入する」ということと、
② 専門的な知識を持つ元犯罪者を加えたチームを組む、という2点を加えることでした。

韓国ドラマのような壮絶な復讐劇と、欧米ドラマのようなスタイリッシュなチーム捜査、それにキャラクターが広がり、様々な対立構造を持つ設定にしたことで、とても間口の広い、誰もが楽しめるエンターテイメントになったと思っています。

主演は日本テレビの土曜枠では何度も主役を張っている亀梨和也さんです。
経験豊富な彼ですが、実際に接してみるととても真面目で才能のある俳優だということがよくわかりました。
客観的に「亀梨和也」という存在は世間からどう見られているかを理解したうえで、背負っているバックボーンと重ねて役を構築しようとしている姿は、とても誠実な印象を持ちました。
また、タイトなスケジュールの中でも愚痴ひとつ言わず、スタッフを盛り上げようと皆に話しかけていて、堂々たる「座長」の風格を感じます。

レギュラーキャストも、松下奈緒さん趣里さんシシド・カフカさん松村北斗さん木村祐一さん、と私が個人的に「かっこええな」と思う人ばかりに集まっていただきました。
今も撮影中ですが皆和気あいあいとしながらも「かっこええ」お芝居をしていただいております。

ハラハラドキドキしながら、見終わった後、自分の大事な人のことを、
より大事に思えるエンターテイメントに仕上がっております。
1月23日(土)夜10時より、ご期待ください!

AX-ONスタッフ

◆ 企画・プロデューサー:尾上貴洋
◆ プロデューサー・演出:茂山佳則
◆ 演出:長沼 誠(AX-ON兼務出向)
◆ アシスタント・プロデューサー:大庭佑理(フリー)
◆ CG:菊間潤子、松本絵里子
◆ タイトル:岩﨑マリエ