真夏のブラジルでトラブル続出 Z世代が熱狂!新しいエンタメ「キングス・ワールドカップ・ネイションズ2026」

2026.02.12
CREATOR REPORT
森澤隆志
スポーツセンター縄田CP班
地球を半周、真夏のブラジルへ
年末年始の12日間、ABEMA キングスW杯の現地業務を担当しました。ブラジルまでは移動時間およそ30時間。
時差は12時間あり、滞在中は夜中に目が覚めてしまう日も多々ありました。

年末年始とは思えない真夏の気候も相まって、到着早々、「地球の反対側に来た」ことを強く実感。
初日の出はサンパウロ上空で拝み、新年最初の食事はサンパウロ名物で大人気のモルタデッラサンドイッチ(イタリア系移民が持ち込んだソーセージ)。
初日の出
モルタデッラサンドイッチ
こうして、2026年がスタートしました。
海外業務あるあるの連続
ブラジル滞在中は、まさに“海外あるある”の連続でした。
❶ 突然の練習会場変更で、古びたグラウンドにポツンと取り残され。途方に暮れていたところ、偶然通りかかったペルー代表のバスに助けてもらう場面があったり…

❷ 道路の舗装や排水設備が不十分な為、大雨による冠水が発生。チームバスが立ち往生し、試合開始が2時間遅延したり…

❸ タクシーでは、後日カードの請求を確認すると、口頭で約束していた金額の倍の額が引き落とされていたり…

❹ さらには、AD証(会場への入退場パス)が発行されていないといったトラブルに見舞われる事もありました。

色々ありましたが、これも含めて良い人生の思い出です(笑)。
また、街中や会場では、日本のアニメの話題を振られることも多く、改めて日本カルチャーの影響力を感じる場面もありました。
キングスW杯とは
元スペイン代表のサッカー選手ピケが約3年前に考案した新しいサッカーコンテンツです。

「既存のスポーツは長くて退屈」という発想から、7人制サッカーをベースに、エンターテインメント性に振り切った独自ルールを導入。
試合は最大7対7で行われますが、対戦人数をサイコロで決定したり、即時PK・得点2倍・相手を一時退場など、7種類のカードが試合中に発動。


常に逆転の可能性がある、スリリングな試合展開が特徴です。
グローバルで拡大する影響力
各国代表を率いるのは、各国のインフルエンサーや往年の名選手たち。
日本代表のオーナーを務めたのは、国内屈指の人気を誇る配信者・加藤純一さんです。

加藤さんはTwitchをはじめとしたプラットフォームで非常に多くの視聴者を抱えており、今大会の試合配信は加藤さんのTwitch、公式チャンネルに加え、今回初めてABEMAが参戦。

さらに、グローバルパートナーであるDAZNでも配信が行われるなど、非独占・多配信モデルが採用され、視聴者は、自分が応援する人物のチャンネルを通じての試合観戦が可能に。

その影響力の大きさから、これまでAdidas、McDonald’s、Spotifyなど、名だたる企業がスポンサーとして名を連ね、優勝賞金は1億円を超えるとも言われています。
ABEMAとしての取り組み
ABEMAでは、日本代表の3試合を配信しました。

加藤さんのファンだけでなく、サッカーファンにも大会の魅力を届けるため、日本代表としてW杯で活躍した闘莉王さん、柿谷曜一朗さんをコメンタリーに起用。

ブラジル在住の闘莉王さんは、応援団長として現地から参戦。
東京のスタジオでは柿谷曜一朗さんが試合を解説しました。

現地にはLIVE Uカメラを持ち込み、日本代表の一挙手一投足を追いかけ、大会を盛り上げました。
右:筆者
PR活動と独占インタビュー
試合日以外は大会のPR活動にも奔走。取材・編集に加え、ブラジル代表のオーナーとして大会に参加していたレジェンドの独占インタビューにも成功。
世界No.1の称号「バロンドール」受賞者 カカ
3大会W杯出場の至宝 ネイマール
さらに、ニュース番組内での中継も実施。

ABEMA発信による外部リーチはおよそ2000万にのぼり、大会の注目度向上に寄与しました。
まとめ
惜しくも日本代表は予選で敗退しましたが、決勝のチケットは完売、約4万人の観衆が詰めかけるなど、大会は大きな盛り上がりを見せました。キングスW杯は今なお成長を続ける新しいエンターテインメントです。

ちなみに、ブラジルでは人気YouTuberが運営するCazéTVが今大会を配信!
このCazéTVですが、今夏のサッカーW杯をYouTubeで全試合配信予定で、従来のスポーツ中継の在り方が大きく変わりつつある事を実感。

一方、ブラジル最大の民放局「Globo」は試合放送が半数にとどまるなど、メディア環境の変化も象徴的です。
異なる文化や環境の中で働く事で、コンテンツそのものだけでなく、それを取り巻く時代の流れを肌で感じる機会となりました。

今後も、こうした変化を意識しながら、業務に取り組んでいきたいと思います。