汐留サマースクール(ホワイトハンドコーラスNIPPON様)字幕付与を行いました

2025.08.27
CREATOR REPORT
花上友紀
メディアコンテンツセンター字幕・解説放送事業部

2025年8月3日(日)、
汐留サマースクール2025の日テレホールABで行われたホワイトハンドコーラスNIPPON様の合唱会。

障害の有無にかかわらず、どんなお子様でも参加できるインクルーシブな合唱団ということで、
今回のイベントではパフォーマンスと手歌(手話による歌の表現)体験、手話通訳あり・字幕ありでの公演となりました。

※ 汐留サマースクールは、主催の日本テレビと様々な企業・団体が出展し、未来を担う世代の子どもたちが「好き」を見つけ、
伸ばすことで、未来をワクワクしながら想像できるきっかけをつくる「学び」のイベントです。

13時からの公演に備え、8時半に現場入りして準備に取り掛かりました。

こちらの会場ではホワイトハンドコーラスだけでなく、前の枠で他のイベントを行う予定もあったため、10時までのリハーサルの間で 全ての確認を行いました。

当日の朝から設営開始し、限られた時間での準備・確認作業。
このようなタイトなスケジュールでも本番に臨むことができたのは、私たちのこれまでの経験と、ホワイトハンドコーラスNIPPONの皆様のご協力のおかげです。

すべての機器のセッティングを終え、字幕の送出チェック。
技術さんのご協力もあり、ステージ上に置いたマイク、ヘッドセットから音声認識端末に音を引っ張ってもらったため、音声認識の精度はバッチリでした。

大抵の文字は音声認識で出力されましたが、どうしても固有名詞の誤変換は発生してしまいます。
できるだけ本番では正しい字幕がすぐに出せるよう、事前に仕込んだ辞書データの音声認識精度を確認し、誤変換されやすい文字の洗い出し、辞書の更新などを行いました。

機材のセッティングを終え、ホワイトハンドコーラスの方も交えて行ったリハーサルでは、式次第を確認しながら全体の流れの確認も行いました。
コーラス部分の歌詞はKeynoteでご用意いただいていたため、リハーサルでリアルタイム字幕との画面の切り替えタイミングなどの打ち合わせも実施しました。
スクリーンに映す字幕の文字サイズや行数、最後列からでも視認できるかなど、技術さんと細かく調整しながら見え方にはとことんこだわりました。
手話の位置やサイズに関しても、パフォーマーの陰にならないように客席からの見え方にも配慮し調整作業を行いました。

そして迎えた本番。

オープニングのトークから大きな遅れもなく無事に字幕が送出されていきました。
オペレーター2人で字幕校正を行い、スクリーンに正しい字幕が表示されているかの確認もします。

ホワイトハンドコーラスNIPPON、NTV、NiTRoの皆様と!

「音」に縛られずに手や顔の表情、全身を使って音楽の世界を表現するホワイトハンドコーラスNIPPONの皆様。

今回は45分間のイベントでしたが、300人以上の方にご鑑賞いただき、私たち字幕・解説放送事業部にとっても有意義な時間となり、今後の情報保障のあり方を考えさせられるものとなりました。

字幕・解説放送事業部では、放送だけでなく、イベントなどでの字幕対応にも積極的に取り組んでいます。

これまでの字幕・解説放送制作で培った知見を生かし、
「見えやすく、伝わりやすい」字幕環境を現場ごとに設計・ご提案いたします。
「字幕を入れたいけど、どう進めればいいか分からない」
そんな段階からでも、ぜひお気軽にご相談ください!!

日テレアックスオン
メディアコンテンツセンター字幕・解説放送事業部 ユニバーサルデザイン事業チーム
ud-support@ax-on.co.jp