バスケットボールB.LEAGUE 2020-21シーズン 開幕戦中継!

2020.10.13
CREATOR REPORT
山下 義
スポーツセンター スポーツ1部

10月2日、Bリーグが
開幕しました。

アルバルク東京 ホーム会場・アリーナ立川立飛
技術打ち合わせ 指示を出しているのが筆者・山下

アックスオンでは今シーズン、BリーグB1アルバルク東京、川崎ブレイブサンダースのホームゲームの公式映像制作を初めて担当します。
その2チームがいきなり開幕戦で激突!
全チームに先駆けて、たった1試合だけ行われた記念すべき開幕戦の中継ディレクターを担当させて頂きました。

当日は試合開始の7時間前に現場入り。入場前に検温を行い、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を万全にして総勢30名のスタッフでセッティングを行いました。
カメラ台数は8台。

アックスオンでは初のBリーグ中継、もちろん私もバスケ中継は初めて。
技術打合せでは試合進行、カメラワークの確認を入念に行いました。

しかし経験がないバスケ中継・・・
襲ってくる不安と緊張・・・
それでも私には
「バスケ愛」がある!

 



中継車内手前)中継ディレクター 山下  奥)中継AD 池宮城 DとADの間にアクリル板 感染症対策

私は中・高とバスケ部に所属していました。現役バリバリだったマイケル・ジョーダンは私のスーパースターでした。
当時バスケ中継が見られたのはNHKで放送されていたNBAだけ。VHSに録画したジョーダンのプレーを何度も何度も見るあまり、テープが千切れてしまうことが度々あり、深い悲しみに沈んだ思い出。中学時代、どうしても欲しかった「ジョーダン7」のバッシュを怖い先輩に先に買われ、「8」をその次に怖い先輩に買われ、「9」をタッチの差で同級生に買われ、あまり気に入らない「10」を買うことになった思い出。

とにかく青春時代をバスケに捧げた私ですので、足りない経験は情熱でカバーしようと意気込んでいました。

Bリーグの2019-20シーズンは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためプレーオフが行われないまま終了を余儀なくされました。そのため開幕戦の会場では感染拡大防止対策を実施。ファンは会場に入る前の検温、マスクの着用、座席はひとつ飛ばしで座り、声を出しての応援は禁止と、いつもとは違う開幕戦。
試合開始が近づくと、バスケならではの演出で盛り上がる会場。試合を待ちわびたファンの手拍子。緊張感を増していく選手たちの表情。何とも言えない独特な雰囲気で試合が始まりました。互いにディフェンスが良い優勝候補とも呼べるチーム同士の対戦。普段なら入るであろうシュートがなかなか決まらない。選手も久々の公式戦で緊張しているのか、重たい空気が漂う試合でした。試合はホームのアルバルク東京が勝利し、アックスオン初のBリーグ中継は無事事故なく放送することができました。

個人的な反省は多々ありますが、バスケがより魅力的で面白く見てもらえるように、中継スキルを磨いていきたいと思います。

来年5月までアルバルク東京、川崎ブレイブサンダースのホームゲーム60試合の公式映像をアックスオンが担当致します。
バスケットLIVEなどで見られますので是非ご覧ください!

バスケットLIVE
https://basketball.mb.softbank.jp/