「プレコンセプションケア」って知っていますか?
新入社員研修で考える、これからの自分のこと
「妊活のことかな?」と思う方も多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。将来の妊娠の有無に関わらず、男女問わず、自分らしく健康に生きていくための考え方のひとつです。昨年に引き続き、新卒で入社した新入社員を対象に、EVE Projectとライフサポート部が主催し、国立成育医療研究センターの三戸麻子医師を講師にお迎えして研修を行いました。

研修では、月経のことなど基礎的な身体の理解から、男女それぞれの年代によってかかりやすい病気やがんの違い、早期発見のための検診の重要性まで、幅広くレクチャーいただきました。
さらに、子どもを持つ・持たないに関わらず、将来を考える上では男女ともにタイミングの制約があることや、痩せすぎや肥満などの体の状態や日々の生活習慣が次の世代にも影響し得ることなど、将来の選択肢を狭めないために早めに知っておくことが大切だという視点についても共有されました。
だからこそプレコンセプションケアは、「妊活をしましょう」という話ではなく、早い段階で正しい知識を知り、自分の選択肢を広げるためのものです。研修では、適量の飲酒や日々の運動など、仕事が始まるとつい後回しにしがちな健康的な生活についても改めて考えるきっかけとなりました。
さらに今回は、「人生100年時代」を見据えたワークとして「プレコンノート」を活用。キャリアプランとあわせてライフプランについても整理し、自分がどんな人生を歩みたいのかを見つめ直しました。「働く」と「生きる」を同時に考える実践的な時間となりました。
「これまで学校では男女別で受けることが多かったけれど、今回は一緒に学べて新鮮でした」といった声もあり、知識の習得だけでなく、お互いの理解を深める機会にもなったようです。
プレコンセプションケアは、こども家庭庁や東京都も普及を進めている取り組みで、特別な人のためのものではなく、すべての人に関わる大切な視点です。
少し先の未来の自分をイメージしながら、今の自分の体や生活と向き合うこと。その積み重ねが、よりよいウェルビーイングにつながっていきます。
今回の研修が、これからの自分の生き方を考えるきっかけになっていれば嬉しいです。
