「ヒキダセ!」3月31日深夜、放送です!1年目吉田、ディレクターデビューです!!

2025.03.27
CREATOR REPORT
吉田智洋
制作センター制作3部

入社1年目、制作センター制作3部の吉田智洋(よしだともひろ)と申します!
この度、日テレの「U-3 年目限定企画募集」という枠にて、企画が採択されました...!

〜引き出しを使った神経衰弱で、賞金獲得を狙う密室ゲームバラエティー
こんな企画が3月31日の深夜に「バナナキマイラ」という番組の中で放送されます!


「バナナキマイラ」 ヒキダセ 3月31日(月)深夜0時59分~

「バナナキマイラ」とは?
  • ・入社3年目以下の3人のディレクターによる企画をまとめてお届けするオムニバス番組
  • ・3人の若手ディレクターはスタジオでバナナマンさんと共にVTRを見てスタジオトーク
  • ・今年で3回目
『3行企画から』

入社して1か月がたった2024年5月、見よう見まねで作ってみた企画書を制作センターの吉田翔Pに見てもらったことが始まりでした。そのことがキッカケで吉田翔P、谷口顕P、佐藤啓也Dと企画を考えるチームに呼んでいただき、隔月募集に向けた3行企画をいくつも提出してはフィードバックを頂きました。その中に、今回の「ヒキダセ」のもとになったものがありました。
初めはたった150文字ほどの企画でしたが、アドバイスを頂きながら1ページずつ企画書の形にしていきました。企画ライブラリー(※1)の「音が出たら負け」(※2)や「Mr.ボディーガード」(※3)の企画書は暗記してしまうほど何度も読み返しました。
そして何度も書き直し、作り直しを繰り返して約半年後の12月、「U-3 年目限定企画募集」の枠にて採択の通知をいただくことができました。

  • (※1)企画ライブラリー AX-ONでは、採択された番組の企画書を、社員がだれでも見られるようライブラリ化しています
  • (※2)「音が出たら負け」 AX-ON・制作2部の野中翔太さんの企画による日本テレビのバラエティ番組で、2019年11月以降不定期で5回制作・OAされている
  • (※3)「Mr.ボディーガード」 同じくAX-ON・制作2部の本田拓也さんの企画による日本テレビのバラエティ番組で、2018年11月、2019年3月にOAされた
『とにかく何もわからない!』

2025年1月初旬、「ヒキダセ」がキックオフ。ADの仕事もままならない実力の中、「企画・演出」という肩書きを背負うことになりました。
何が正解で、どうすると面白くなるのか、つまらなくなるのか、自分の中の理論が乏しく、何を決めるにもとにかく迷ってばかりでした。監修に入ってくださった大西徹演出にはとにかく相談・打ち合わせを繰り返させて頂きながら1つ1つ番組の方針を固めていきました。

『プレッシャー』

ゲーム番組ということもあり、とにかくシミュレーションを繰り返して改善を行いました。週に1回以上のペースでシミュレーションを行い、ゲームとしての成立に加え面白くなるように様々なパターンを試しました。
当初ADが私以外おらず、1人でシミュレーションのセットを作っていた時期もありました。不安とプレッシャーに押し潰されそうになりながら、とにかく面白くなるように試行錯誤を重ねました。

『ディレクターデビュー』

この番組で初めてオフラインという作業をしました。オフライン作業はプレミアというアプリケーションで行いましたが、その操作も初めて。ショートカットキーを覚えながら、プレミアの仕組みを理解しながらの編集作業になり、とにかく時間がかかるものでした。
フォローに入って下さった原大貴Dに繰り返し見てもらいながら、なんとか進めていくことができました。

昨年5月に「3行企画」として考えたこの企画が、先輩方からの助言を頂きながらどんどん面白くなっていき、まさかの採択され、さらにバナナマンさんと一緒にそのVTRを見ることになるとは思っていませんでした。
慣れないこと、わからない事ばかりで色々なことで苦戦しましたが、これほど楽しかった3ヶ月はこれまでなかったように思います。
またディレクター業務ができるよう企画を考えていきます。