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2022.01.28

お正月の風物詩・箱根駅伝 1000人のスタッフが繋ぐ思い

矢嶋哲也

矢嶋哲也
スポーツセンター スポーツ1部

    • 箱根駅伝芦ノ湖ゴールポスト

      仲間との思いを繋ぐ一本の襷。
      自分自身の限界を超える戦い。
      壮大な物語を紡ぐ、美しくも過酷な217.1km。
      『さあ、今年も”箱根駅伝”の季節がやってきた!』

      番組班の
      仲間たち
      がボロボロになりながら取材や編集を行っている姿を見ると実感する季節の移ろい。今回の担当はどこだろう…などと考えていた矢先、プロデューサーから「矢嶋さん、今回は”芦ノ湖”です」とのお達しがあった。
      『芦ノ湖』は往路フィニッシュ・復路スタートという超重要な役回り。

      私の内側から滾る思いが沸々と湧き上がってきた。
      先人たちのディレクティングを研究し、逡巡する日々。
      日を追うごとに大きくなるプレッシャー。
      根拠もなく「私、失敗しないので!」と自分を励ましたりもした。

    • 2022年箱根駅伝芦ノ湖

      2022年箱根駅伝芦ノ湖中継担当者
      芦ノ湖畔にある箱根駅伝往路ゴールポストにて(記事筆者)

      時の流れは速いもので、あっという間に2022年。
      極寒の中(元旦の-10℃、2日の降雪には驚きました)、万全の準備をしてくれた技術スタッフとの打合せで伝えた事は、
      「フィニッシュ地点で待つ仲間たちを見つけた瞬間の表情の変化を撮りたい!走り切った選手たちの息遣いまで届けたい!」
      そんな思いを共有し、意見を出し合い、最高の瞬間を作り上げようとするチームワーク。徐々に高まっていく本番までの緊張感。それを肌で感じられるスポーツ中継は本当に楽しくて辞められない。
      およそ1000人のスタッフが、それぞれの持ち場で全力を傾け、217.1㎞に及ぶ映像と音声を繋いでいく箱根駅伝。
      芦ノ湖はどうだった?と聞かれれば…「楽しかった」の一言に尽きるかなぁ。

      ひとつだけ寂しさがあるとすれば、閑散としたフィニッシュ地点…。 鬼に笑われるかもしれないが…来年こそは鈴なりの人だかり、大きな拍手と大きな声援が渦巻く中で、母校の襷とともに様々な思いを繋いできた選手たちを迎え入れたいと切に願っている。

      1000人のスタッフ、特に年末年始を返上して、素晴らしい環境を整えてくれた技術(SDTとテレテック)の皆さんと制作本部に感謝を込め、この記事を締めくくります。