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2021.11.07

「チームAX-ON」で制作!日本シニアオープンゴルフ選手権2021

伊村幸多朗

伊村幸多朗
スポーツセンター スポーツ1部

    「チームAX-ON」で制作!日本シニアオープンゴルフ選手権2021【スポーツ1部:伊村幸多朗】
    • 50歳以上のシニアゴルファー日本一を決める「日本シニアオープンゴルフ選手権」。
      去年NHKのゴルフメジャー大会中継を受注し無事放送するという史上初の快挙を達成してから一年。2回目の放送となった今回はAX-ONにとってさらに大きな一歩を踏み出す大会となりました。

      それは… 主要制作スタッフをすべてAX-ONが担当する ということ。

    • 日本シニアオープンゴルフ選手権2021 会場写真
      今年の舞台は山梨県のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部

      「チームAX-ON」で制作!日本シニアオープンゴルフ選手権2021 会場写真
      南アルプスを望む戦略的な18ホールズ

      日本シニアオープンゴルフ選手権2021 会議室での打ち合わせ
      各ホールDと勉強会を行う様子

      各中継ホールに中継車を置き、その映像を「放送センター」に集約してOAする「センター方式」で臨んだ今回の放送。
      中継の総指揮を執る「センターD」、中継する14~18番の各ホールの制作をする「ホールD」、中継ホール以外のプレーをTVUカメラでケアする「TVU統括」、TVUクルーと共にコースで撮影を行う「TVUロケD」、テロップを担当する「CGD」、ハイライト等の編集を行う「VTRD」、選手インタビューをケアする「インタビューFD」、リポーターと共に選手の様子を伝える「リポートFD」、その他「感染症対策担当」「P」「AP」と、4日間を通してそれらすべてをAX-ONスタッフが担うというものでした。

      中継技術はグループ会社であるNiTRoに普段NTVゴルフ中継でお世話になっているクロステレビ、VTRチームはCUE-UPと、技術チームも普段の中継業務で一緒に仕事をしているスタッフで編成。
      制作・技術含め「チームAX-ON」で挑みました。

      そしてもう一つ、個人的にも今回大きな一歩となる中継に。「チームAX-ON」の指揮を執る「センターD」を4日間の中継のうち2日間、筆者が初めて担当することになりました。

      一つのボールを追うサッカーや野球とは異なり、各ホールそれぞれでプレーが同時進行するゴルフ。
      ライや風、傾斜、クラブの番手…一つ一つのショットの難しさを表現しながらも、同時多発的に起こるプレーを把握し、どう見せれば面白くなるかを瞬時に判断し指示を出し組み立てていく、スポーツ中継の中で最も難しい(と筆者は思っている)ゴルフのセンターD。
      いつかやりたいと目指してきたポジション。
      果たして自分に務まるのかという不安半分、ついに来たチャンス、やってやるぞ!という気持ち半分。何度も打ち合わせを重ね、準備を進めました。ちなみにホールDも5ホール中3ホールの担当がデビュー戦。勉強会を行い、何度も話し合って価値観を共有しました。

    • 日本シニアオープンゴルフ選手権2021 モニターや各種機材が並ぶ当日の放送センター
      放送センター内の様子

      えた放送当日。
      中嶋常幸、倉本昌弘、羽川豊、谷口徹、深堀圭一郎…日本のゴルフ界を彩ってきた名手たちによる激闘が繰り広げられました。
      試合は大会最少ストロークを更新した手嶋多一プロが優勝。
      4日間12時間以上に及ぶ中継を大きな事故もなく無事に終えることができました。

      個人的には…初めて座った放送センターのど真ん中の席は、想像していたよりも高い場所だった、というのが正直なところ…。

    • 日本シニアオープンゴルフ選手権2021 当日、ひざ詰めで座るスタッフ2人
      日本シニアオープンゴルフ選手権2021 当日、大人数での打ち合わせ・各種事項確認
      日本シニアオープンゴルフ選手権2021 当日、放送センター内でも複数で確認しあいながら
      現場ではあちこちで打ち合わせ・議論の輪が

      日本シニアオープンゴルフ選手権2021 当日 放送センター
      センター卓に座る筆者(中央)

      初のセンターDとなった2日目は、もう目の前のことで精いっぱい。
      3日目はOA直前に濃霧でプレーが中断。再開されるも今度はスコア上位の組が中継ホール直前で濃霧により足止めと、想定外の事態に対応できず頭が真っ白に…。

      ただ初めてというのは視聴者には関係なく…プロとして任せてもらったら当たり前に応えなければならない。
      「伊村くんがセンターなら安心して任せられるから、AX-ONさんにお願いしよう」と言ってもらえるレベルまで技能を高め、この一年で信頼を勝ち取っていかなければ、来年はもうないかもしれない…危機感を胸に日々精進していこうと決意を新たにした4日間でした。

      省を並べるときりがないのでこれくらいにして…最後に今回センターDをやって感じたことを一つ。

      それは、チームの力

      100人を超えるスタッフが関わった今回の中継。自分のふがいなさでなかなか方針を示せない時も多々ありましたが、現場ではどうすればもっとよくなるか、と議論する輪があちこちで見られ、各ホールから上がってくる映像音声は日々どんどん良くなり…。
      各々がセンターの意図を汲み取って能動的に動き支えてくれたそのチームワーク、大人数が同じ方向に向かって作り上げていく一体感は、センターDのポジションをやらせてもらえたからこそ改めて強く感じました。

      「チームAX-ON」の力を感じる瞬間が、この仕事の醍醐味!
      筆者もその一員として貢献できるよう今後も頑張っていきたいと思います。