
潜入!ハンバーガーの世界大会 inテキサス

アメリカ・ダラスで開催された世界最大級のフードスポーツの大会「World Food Championships 2023」 に、
Japan Burger Championship 2022 優勝の「SHOGUN BURGER」が出場しました。
両チームのサポートとして、ニュース・ライブセンターライブ部から仲俣友美子さんと、クロステック事業部から、私、中島が同行致しました。
現地時間10日に開催されたハンバーガー部門予選の様子
アメリカ・ダラスを会場に、世界中から約1400名のシェフが集結し、5日間をかけて、バーガー、サンドイッチ、シーフード、スープなど10個の競技カテゴリーで技術と味を競い合います。
中でも花形となるハンバーガー部門には、本場アメリカを始め、フランス、韓国、オーストラリア、メキシコなど、各国からの猛者が参戦。繊細な和の調理技術を武器に、2人のシェフが世界に挑みました。

Japan Burger Championship 2023優勝
Burger Big Bang Project(渡邉さん・中央)

Japan Burger Championship 2022優勝
SHOGUN BURGER(扇谷さん・中央)
「アメリカの国民食であるハンバーガーに、多国籍、もしくは特定の地域の料理のエッセンスを加えよ!」というのが予選ラウンドのお題。制限時間90分以内に、ハンバーガー6個を一から作り上げます。
アメリカ11州、6カ国(アメリカ、フランス、メキシコ、日本、オーストラリア、韓国)の22チームが同時に調理をする様子は圧巻でした。
アメリカでも人気のキューバサンドイッチをオマージュしたものや、オリーブやフェタチーズを使用したギリシャ風ハンバーガー、今回が初参戦となる韓国チームはキムチバーガーを調理する中、
結果はBurger Big Bang Projectが22位中20位で予選敗退、SHOGUN BURGERは15位だったものの、会場を巻き込んだパフォーマンスが評価され、審査員推薦枠で決勝進出を果たしました。

Burger Big Bang Projectの
テリヤキベーコンチーズバーガー

SHOGUN BURGERの
ゴールデンすき焼バーガー

惜しくも予選敗退となったBurger Big Bang Projectの渡邉さん、
決勝進出を果たしたSHOGUN BURGERの扇谷さんに想いを託す
予選から2日明け、激戦を制した全7チームが決勝ラウンドで激突!
予選1位通過のチームはブルーチーズにブラックベリー、美食の町フランスのリヨンからエントリーのチームはマンゴーとパイナップルを使ったケチャップを作成したりと、お題のブリオッシュバンズを使用することがルールとなる本ラウンドでは、バターや砂糖をふんだんに使用したバンズに合う「甘じょっぱい味」がキーとなる中、
決勝ラウンドでは、予選のように一般審査員によるブラインド審査ではなく、料理有識者へのプレゼンテーションを含めた対面審査が用いられます。
大会MC曰く、フードスポーツは調理技術の審査会の側面を持ちつつ、各競技者が持つストーリー、人生、情熱や個性なども審査の対象になるとのこと。
日本中のハンバーガーファンの想いを背負って、
去年よりも遥かにレベルが高い中での高順位は、近い将来日本のハンバーガーが世界を席巻できる可能性を見せてくれました。

SHOGUN BURGERチームは
予選とは対極的なアメリカンバーガー

優勝したフランスチームは
ダラスの美味しい食材をすべて注ぎ込んだ
たった2日間しか出社せずに同行することになった今回のアメリカ出張。 11月に入社する前までは全く別の業界に従事していたので、日本から参加する両チームのサポート業務とは別に、コンテンツを発信するための素材撮りという、もう一つのミッションに携わらせて頂けた事が、自身の経験としては得るものが大きかったです。
空港に到着してから、最終日に決勝ラウンドの結果が発表されるまで、常にカメラを回し、宿に戻った後は日本で映像データを待っているチームに、少しでも観やすい素材を渡そうと、朝方まで編集業務をこなす仲俣さんのプロ精神は、間違いなくAX-ON、及び日テレグループの宝です。
全ての任務を完遂した後に、連日の撮影と編集で痛めた腕をさすりながら「気付いたら会場で撮った私の写真1枚もないや。」と呟いていた仲俣さん。
ご安心ください、1枚だけフォルダにありましたよ。

左から中島、仲俣、昨年度チャンピオンのデイブ・エリオット氏、
SHOGUN BURGER扇谷シェフ、武龍サポートシェフ
来年のJapan Burger Championship、そして世界大会がより一層盛り上がる事を祈りつつ、それまでにはサブのカメラを回せるくらいの技術は体得しようと秘かに誓いました。
「フード」と「スポーツ」を融合させた、AX-ONのフードエンターテイメント事業のこれからを、是非応援よろしくお願いします!