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2019.02.07

異動して見えた映像の新たな魅力と価値
~じわじわくる映像アワード2018~

加藤 麻里

加藤 麻里
メディア事業センターアーカイブ推進部

    • その瞬間、その瞬間、カメラはいろいろな物を捉えます。しかしOAされるのはごく一部。
      多くの素材をアーカイブの財産として残しても使われる映像はたいてい同じです。
      埋もれて、埋もれて、気づいてもらえない多くの映像

      「その映像を世に出したとき、見たことの無い映像に視聴者がどんな反応をするのだろうか。
      新鮮な気持ちになるだろうか、
      楽しんでもらえるだろうか、
      アーカイブの世界に魅力を感じてもらえるだろうか。」

      そんな思いをアーカイブで素材の永久保存を担当する保存編集班として働くうちに感じるようになりました。

    • じわじわくる映像アワード2018×アーカイブイメージ

      素材の中に転がっている色々な「価値」

      私は長くスポーツセンターで取材や中継に携わらせていただきました。
      毎日の業務に追われ、自分で撮った素材も編集で使う部分以外は見返すこともありません。どんな素材を撮ったか、編集したVTR以外思い出すこともありません。編集して作り上げたVTRにしか「価値」を見いだしていませんでした。
      しかし、アーカイブに異動となり、過去の映像を編集、永久保存していくうちに現場が撮った素材の中に色々な「価値」が転がっていることに気がつきました。

      ハプニングをしっかりと記録に残そうとするカメラマンの努力、珍しい映像に瞬時に対応しカメラマンに指示を出すディレクター、狙ったわけでもないのにハプニングを提供してしまう取材対象者。
      映像には色々な偶然や必然がたくさん詰まっていました。
      誰にも気づかれず埋もれていた「価値」ある映像。
      それを番組として成立させたのが「じわじわくる映像アワード2018」です。

      スポーツセンターでお世話になっていたチーフ・ディレクターが映像の「価値」や私たちの思いに賛同してくれ企画を具体化、番組成立、制作全てを担ってくれました。
      アーカイブは日々の永久保存作業で見つけた新たな「価値」ある映像を400件ネタ出し、その中の44件、世に出すことが出来ました。

    • “テレビ”と言っても仕事は様々。
      自分たちの仕事の中で見つける価値や評価も様々。
      その価値や評価をお互いに見つけあって、協力していければ何か新しい物が見えてくるのではないか。
      今回の試みでその思いは強くなりました。

      次にどんな試みが出来るかわかりませんが、アーカイブから発信する新しい何かを探していきたいと思います。
      今回、番組制作にご協力いただいた皆様に感謝を込めて。

      *** 企画・映像捜索に関わった
      アーカイブスタッフ ***

      加藤/西川/大塚/今宮/森本/細田/天野/
      山田/清/野田(現・イノベーション事業部)