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2020.07.05

新型コロナウイルス子ども向けサイト
“そらジローとおうちで過ごそう”開設!

和田弘江

和田弘江
ニュース・ライブセンター ニュース部

    • 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、私は厚生労働省担当の記者として連日取材や原稿を書く仕事をしています。
      厚労省担当になったのは去年の12月。
      入社してからずっと報道の畑で育ってきましたが、これまでは番組のディレクターだったので一次情報をとる《記者》の仕事は経験したことがなく、右も左もわからないまま新型コロナウイルスの最前線を取材することになりました。

    • きっかけはアンケート

      特設WEBサイト「そらジローとおうちで過ごそう」を企画制作した和田さん
      記者クラブで仕事をする筆者

      「コロナになったら死んじゃうの?」
      「なぜお家にいないといけないの?」

      NPO団体が行ったアンケートには子どもたちから不安や疑問の声がたくさん寄せられていることを、取材を通して知りました。
      その時、「子どもにも分かりやすくちゃんと情報を伝えていることができるのだろうか」とこれまでの自分の情報の伝え方を振り返りました。
      記者として、子どもたちからこんな声が上がっているというアンケート結果を原稿化して伝えることや、番組に展開してもらうように売り込みをするだけでなく、自分の手で子ども向けのコンテンツを作ることは、社会的にも意味があることなのではないかと考えたのです。

    • 実は、学生時代に小学生向けの英語教員の教育課程を履修していたことなどもあり、子ども向けのニュース番組を作りたい!という長年あたためてきた想いもありました。
      といっても、急に編成局にお願いして新しいニュース番組を作らせてもらうことは出来ないので、報道局が力を入れているインターネットのニュースサイトで記事や動画の配信が出来ないかと上司に相談したところ、通常業務でも忙しい中、報道局を超えて多くの他部署のスタッフが協力してくれることになりました。
      サイトを運営する部署はもちろん、気象センターやイラストを描いてくださる方など多くの方々が関わり【そらジローを使った子ども向けのわかりやすい言葉で書かれた絵本のような特設サイト】がオープンしました。
      「早く行きたいならひとりで行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」という言葉のように、多くの人の力でひとりではたどり決して着けなかった景色が見られたと思います。

      また、ステイホームを呼びかける中、子どもたちが家で遊べる動画も制作することにしました。
      取材を進める中で、子どものストレス対処法は遊びを通して自分の感情や経験を表すため、”遊ぶ”ことがとても重要だということを知ったからです。
      専門家にアドバイスをいただきながら、被災地などで行うストレスケアの遊びをお天気キャスターの木原実さんとそらジローに出演していただきました。この動画はネットのみならず「news every.」でも放送されました。

      “そらジローとおうちで過ごそう”サイトへジャンプ!

    • これからの役割

      新型コロナウイルスの感染拡大で、多くのストレスを抱えている中、虐待や貧困など子どもを取りまく状況も深刻化していると聞きます。
      現状を伝えることもテレビの重要な役割ですが、地上波だけではなくBSやCS、さらにはインターネットなど多くの媒体がある中で、「情報をどうやって伝えるのか」というアイディアがこれからのテレビマンにはより求められていると改めて感じました。

      まだまだ感染対策をする日々が続きそうですが、毎日の業務に加えてこれからも挑戦を続けていきたいです。
      今回オープンした特設サイトはこれからも子ども向けのニュースサイトとして運営して行けたらと思っております。

      最後に、特設サイトをオープンにするにあたりご協力くださったみなさまに心より感謝申し上げます。