箱根駅伝に出場したからこその苦悩
明治大学時代4年間陸上をやっていて3年生4年生と箱根駅伝に2回出場しました。誰かの生活の一部になるものを作り上げたいという思いがあり、中学生の頃からテレビの仕事をしたいと思い始めました。自分が箱根駅伝で走った経験が活かせるならば日テレ関係の会社がいいのかなと思ってアックスオンに入社しました。そして入社1年目で箱根駅伝のADを担当したのですが、そこでいきなり壁にぶち当たりました。悔しくて泣いている選手にカメラを向けられなかったんです。先輩にめちゃくちゃ怒られました。今では、その怒られた意味はよく分かります。選手が全力で走っている以上、それを一番分かっている僕は、全力で仕事に向き合わなければいけなかったんです。