真摯な姿勢で取材対象者に向き合う
学生時代ずっと野球だけをやってきました。自分の得意分野を活かせる仕事に就きたかったので、アックスオンに入社しました。入社後は、スポーツニュースのADや球団担当記者を経て、現在は野球中継のディレクターを務めています。他には箱根駅伝、ソフトボール、サッカー、フェンシングの中継などを担当しています。中継の仕事は特殊技能だと思っていて、日テレはゴルフと箱根などのロードレース以外はディレクターが自分でスイッチングするんです。それは、制作側の意図をダイレクトに反映し、臨場感を伝えるためだと思います。
仕事をするにあたって大事にしていることは、VTRを作るにしても中継をするにしても見ている人、取材対象者が不快にならない映像を作ることです。真摯な姿勢で向き合い、嘘はつかない。僕が行くから、じゃあ取材を受けますと言ってもらえたり、人に話さないことを僕には話してくれたり、そういうこともありました。そういった信頼関係を築くことがまず第一です。