嫌いなスポーツに配属
野球、アメフトなど、幼い頃からスポーツをやっていたこともあり、テレビを通してスポーツの魅力を伝える仕事がしたいとこの会社に入りました。希望通り、スポーツセンターに配属になりましたが、最初についた番組はモータースポーツの番組でした。
実はモータースポーツは、僕の唯一嫌いなスポーツだったんです(笑)。「人の力ではなく、車が良かったら勝てるんでしょ?」と思い込んでいたのですが、番組作りを進める中で、その考えは変わっていきました。雑な表現かもしれませんが、「いかにドライバーが走りやすい車をエンジニアとともにチームで作り上げるか」が勝負を左右します。そのために、限られた時間の中で、ドライバーが車を走らせ、その感触をわかりやすい表現でエンジニアに伝え、メカニックが車を作り上げていく…これはまさにチームスポーツであると気付き、その難しさや魅力を伝えるために、自分なりに勉強してきました。