達成感が私の原動力
大学時代は劇団やサークルで舞台役者をしてました。中学生の頃からテレビの仕事をやりたいと思っていたこともあり、舞台の道と悩みましたが、テレビ業界に。今の仕事はレギュラーで「あのニュースで得する人損する人」のディレクターをやっています。
ADのうちは何でもやらないといけなかったり、自分の力不足に悔しんだり大変でした。それでも頑張れたのは、家族や友達の応援があったから。初めて番組のエンドロールに自分の名前が流れた時は、とても嬉しかったです。私、仕事が凄く大変でも、無事放送されると達成感の方が上回って、大変だったことを忘れちゃうんです。2014年の24時間テレビで、チーフADとして一つの企画に3ヶ月ぐらいかけて取り組んでいました。規模が大きい番組なので、取材対象の方のもとに何度も何度も通って取材をして、本当に大変だったんです。でもその企画のVTRが完成して、武道館で流れた時、取材させてもらった方がVTRを見て凄く感動してくれたんです。「テレビって人の心を強く動かすことできるんだな」と感動したことを、今でも鮮明に覚えています。舞台も番組制作も、みんなそれぞれの役割があって、一つの作品を作り上げる。そういうのが私は凄く好きなんです。この達成感を一度味わってしまったら、やめられんな~って思います(笑)