第53回ギャラクシー賞 アックスオンスタッフが手がけた番組で受賞!

2016.06.06
堀内美保
企画戦略センター 企画戦略部

「ギャラクシー賞」(NPO法人放送批評懇談会)は、

日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設され半世紀を超える歴史ある賞です。
テレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門から成り立っており、年間を通して日常的に番組や作品を視聴し、日々の放送の中から優秀作を見つけ、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、各部門の優秀賞、大賞を決めるという独立性を維持しています。

去る平成28年6月2日(木)、セルリアンワター東急ホテルにて、贈賞式が盛大に開催されました。
アックスオンからは、NHK BS1 本当にあった幸せ物語「もう一度、会いたい~亡き夫の人生を追って」
ディレクター・黒瀬敦子が奨励賞を受賞され、表彰状が授与されました。

「第53回ギャラクシー賞」授賞式に参加 情報センター情報番組部:黒瀬敦子
 

NHK BS1「本当にあった幸せ物語」というドキュメンタリーシリーズで、私が企画・演出・撮影した番組「もう一度、会いたい〜亡き夫の人生を追って」が、2015年度 ギャラクシー賞・奨励賞を頂き、6月2日 神﨑Pとともに授賞式に参加してきました。
渋谷セルリアンタワー東急ホテルのボールルームは、大勢の人とカメラで大盛況。
授賞式と懇親会が15時〜19時まで...正直、長いな〜と思っていたのですが、CM、ラジオ、テレビ部門で大賞や優秀賞をとられた方々の作品やスピーチに触れ、それぞれの熱い思いを知り、大いに刺激をもらいました。

黒瀬敦子ディレクターと神﨑裕子プロデューサー

まだまだテレビにできる事はあるのではないか、次は何を作ろうか、と懇親会で旧知のプロデューサーとも会い、ビール片手に盛り上がりました。
帰り際、個人賞を受賞されたクローズアップ現代の国谷裕子さんを発見!「憧れてました!」と厚かましく名刺を渡しながらお話させてもらいました。

「テレビもまだまだ男社会だけど、頑張って下さいね!」と大先輩から激励を頂きました。
はい、がんばります。

最後になりましたが、奨励賞を頂いた番組...思えば今までも苦労の連続でしたが、これほど身を削って悩んだ番組もありませんでした。
取材をさせて頂いた多くの方たち、そしてそもそもこの企画を愛し見守ってくださったNHKのプロデューサー、共に汗をかいてくれた編集マンや作家、音効、ミキサー、カメラマン、神﨑P、長岡AD、企画戦略センター...そして亡き夫と息子のお陰だと改めて感謝。
今回番組を作りながら、みんなの心が一つになる瞬間が何度かあり、テレビはチームプレーだということを改めて実感した番組でした。
それが見ている方に伝わったなら嬉しい限りです。国谷さんにも励まして頂いたので、引き続き頑張ります!有り難うございました。

式典では、各部門で賞をとった映像が沢山紹介されました。

一度は見た事のあるCMもあれば初めて見る番組もある中で、共通していえる事は、どの作品も制作者の熱い思いやメッセージが込められた、感動・共感・納得させられる作品ばかりでした。
登壇者(受賞者)の殆どが男性という中で、数名の女性の一人が黒瀬Dでした。

テレビもまだまだ男性社会だと感じる部分もありましたが、大先輩の方々の姿をみて刺激を受けました。とても素晴らしい贈賞式でした。

また、ニュース・ライブセンター ニュース部の境 一敬がディレクターを担当した、日本テレビの番組
NNNドキュメント'15 シリーズ戦後70年 「南京事件 兵士たちの遺言」がギャラクシー賞 優秀賞を受賞しました。

(左から2番目)境一敬ディレクター