NNNドキュメント’17『戦争のはじまり 重慶爆撃は何を招いたか』ギャラクシー賞(5月度 月間賞)受賞

2017.07.14
ニュース・ライブセンター
ニュース・ライブセンター ニュース部 境一敬ディレクターが取材・制作した作品
日本テレビ NNNドキュメント『戦争のはじまり 重慶爆撃は何を招いたか』が、
ギャラクシー賞(5月度 月間賞)を受賞いたしました!
放送批評懇談会「ギャラクシー賞」

日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設された歴史ある賞で、実質上テレビ業界の最高栄誉と言われています。

本ドキュメントは下記のような点で、選考委員から高く評価されました。

NNNドキュメント『戦争のはじまり 重慶爆撃は何を招いたか』(2017年5月21日OA)は、日中双方の一次史料と現地取材から、重慶爆撃が軍事施設だけでなく、多くの女性や子どもなどの市民を対象にした無差別爆撃だったことを立証した。
東京大空襲をはじめ日本人の空襲被害については、日本の放送局は番組でかなり取り上げてきた。
しかし、この『戦争のはじまり』は、調査報道を丹念に積み重ね、戦略爆撃の思想は日本軍も早くから持っていたこと、それが太平洋戦争以前に日中戦争で実行され多大な被害をもたらしたことを明らかにした。

境一敬ディレクター

境一敬ディレクターは、昨年、年間優秀賞を獲ったNNNドキュメント『南京事件 兵士たちの遺言』に続き、2年連続でギャラクシー賞を受賞しています。