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ライツ事業という、「権利」に関わる業務に携わっています。日本テレビが製作し、放送した番組を二次利用するにあたって、その番組まるごと、または一部分を素材として販売する仕事です。契約や料金の徴収だけでなく、番組は当然、出演者や脚本家、演出家、その他たくさんの人たちの協力で成り立っているものですから、それらの方々の権利を尊重し、調整することに多くの時間を割くことになります。限られた時間内での戦いでもありますし、一つひとつの懸念や心配を消していく仕事でもありますから、注意深さも要求されます。
この仕事に携わって感じるのは、近年、「権利」に対する意識がとみに高まっていることです。一般の方からの問い合わせ件数もグッと増えました。大学で「権利」について学んで興味を持ち、「今後、とても重要な分野です」と教えられましたが、まさにその通りになってきていると思います。
私自身は現在、国内セールス担当ですが、海外セールス担当では、香港やシンガポール、タイ、アフリカ、中近東などの地域、また日本語放送局、機内上映などに向けて番組の販売、カンヌなどで開催される国際見本市への参加、現地出張などを通じて販路の拡大を図っています。夜に仕事をしているとデスクの周辺では様々な言語が飛び交っています。この「ライツ」という仕事は世界を相手に、今後ますます重要になっていくと肌で感じています。
学生の皆さんは、いたずらに指向性を固めてしまわずに、どんな国や地域にも出かけていき、より多くの人々と触れ合う時間を、たくさん持ったほうがいいと思います。そんな、柔軟で曇りのない気持ちを持った若い人たちと、一緒に仕事をしていきたいです。
