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[2010.11.12 up]

今回ご紹介する
AX-ON Peopleは・・・
誰が呼んだか Mr.回線屋!
日本テレビ報道局外報部・国際衛星担当
衛星回線コーディネーター

情報・ニュースセンター情報2部 田中健暁 さん です!
お仕事の裏話・国際回線をとるコツなど、各番組ADさん!必見のインタビュー!
Q.国際衛星とはどういうお仕事?

国際衛星というのは、海外から中継を行いたい時、もしくは海外で取材したテープ素材などを東京に送りたい時に必要な国際回線をアレンジする業務が主な仕事です。

国際衛星というのは例えば、地球の周りをまわっている衛星だったり、
インターネットでよく使用する光ファイバーだったりします。

他の配信会社、時事通信やAP通信・ロイターなどといった
海外の配信会社と交渉する業務もあります。

この部署で求められるのは対応力、調整力、英語力です。
特に海外のTV局・配信会社などとやりとりするのがほとんどなので
「英語力」は必須だと思います。

電話口でも出張先でも外国の人を相手にするので度胸やある程度のハッタリも必要かと思います。

Q.仕事をされる上での醍醐味、また苦労された事とは?

毎回起こっている事象が違うのでそれにどう臨機応変に対応するって
いうのが、すごく求められる仕事。つまり「対応力」が必要なのです。

例えば素材を東京に送ってもらう際には、当然海外支局の記者が
取材に行くわけですけど、
それを「いかに早く」「いかに安く」OAに間に合わせるために送るかを
常に考える。

それを現場と番組、両方のニーズを全て汲み取った上で調整していく、
「調整力」も同時に必要になってくるんです。
色んな人とコミニケーションをとって、うまく回線を調整できるか
調整をできるか、ここが一番大変なところかな
と思います。

ただそれがうまくはまって実際に映像が日テレに届いて
OAに間に合った時にはものすごいやりがいを感じます。

感無量です(笑)

それと、報道の国際衛星という
位置づけではあるんですけど、
海外からの中継や素材というものは番組とかスポーツとか日本テレビ全ての番組に共通するところなので、報道にいながらにして、いろんな部署を横断して業務を行います。

おかげでいろんな部署の人と知り合いになれるので、後々の業務が
すごくスムースにいく場合もあります。大きなイベントでは報道記者に
スポーツの担当者を紹介する仲介役も引き受けたりします。

Q.何か裏話などはありますか?

やっぱり裏話になるのは苦労した話が多いんですけど、
中には、「こんな所から素材を送れるのか?」っていうリクエストがあって
例えば、イースター島で日本人がモアイ像に落書きを書いたという
ニュースがあった時には、そういう素材をイースター島から送ってくれ

報道番組から要請がありました。

チリ領のイースター島は、
本土から西に4000㎞の絶海の孤島なんですね。

そこから素材をもらうことは基本的には無理だという風に思うんですけ
ど、そういう時には現地のチリのコーディネーターとか、
現地のチリのテレビ局とかとうまくやり取りをして、
結果的にイースター島のあるチリのテレビ局に、伝送のラインがつながっている事が分かって、その日のうちにイースター島の素材をもらう事ができたので、
それは日テレが独占で、他局はもらえず日テレだけが入手する事ができたので、その時は相当、評価していただけました。

Q.最後に、番組ADの方々に知っておいてもらいたい衛星回線の取り方とは?

ADさんだとプロデューサーにすぐとってこいと言われて、
すぐ報道フロアにきて回線とってほしいという話がきたりするんですけど、
やっぱり漠然としていたり情報が不確かだと困るところです。
一回の回線料は回線料は安くないものなので、そういう回線を手配するにはやっぱり事前の仕込みというのをしっかり調整してから来て頂くというのがひとつです。

  (プロデューサーや担当デスククラスに同伴してもうのが一番なんですが)

あとは国際衛星は報道の中にメインで属しているので、
報道のニュース時間とかに、それこそ外報の許諾とかと一緒なんですけど、飛び込んできて急にやりたいと言われてもOA時間にリクエストを求められてもできないので、そういう時はできるだけ避けてもらえると有難い。

報道のニュース時間とかが分かって頂けてると
来るタイミングとかも分かりやすいと思います。

(後記)
実は、国際衛星担当は
日本の中でもわずか100人足らずしかいない特殊職!
まさに田中さんは日本テレビ全体を支えている、
縁の下の力持ちなんです!!

 田中さん、貴重なアドバイス、有難うございました!!


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