[2009.02.06 up]

スポーツセンター 2部
藤原重孝さん
「ギター30年、2台のモッキンバード」
五輪、サッカーW杯各大会のハイライト番組などの演出に携わり
現在「月刊サッカーアース」プロデューサー等、
サッカー関係番組の演出、プロデュース

【ナチュラル】日本製モッキンバード
(アリアプロⅡ製)

【レッド】アメリカ製モッキンバード
(メーカー BCリッチ)

2台のモッキンバード
はじめまして スポーツセンター2部の藤原重孝です。
エレキギターにはまって30年経ちます。
一番上の【ナチュラル】は私が30年近く付き合っているギターです。アメリカの高級ハンドメイドギター「BCリッチ・モッキンバード」を元に1980年代初めに日本で製造されたコピーモデルです。
当時長髪のロック少年だった私は、楽器店に飾ってあるこのギターを見て一目惚れしました。本物と同じメイプル(楓)の木目を生かした美しいナチュラルカラーのボディ、しかもパーツも一流。
試奏してみたら、そのすばらしさにノックアウトされその場で即購入してしまいました(何と24回払いで・・・)。
それからは毎日5時間の練習!
ヘタクソな私が、重いメイプルのボディをしっかり鳴らすには、思いっきりガツンとかき鳴らす必要がありました。
結果「優しく奏でる」とは全く逆のパワー全開&速弾きバリバリ奏法が私のスタイルとなり、またこれが結構ライブでウケていたのです。
しかし、ある時にエリック・クラプトンのように音楽性豊かに弾こうと思い始めたのがいけませんでした・・・。
どんなに練習しても私にはモッキンバードを「優しく奏でる」ことはできなかったのです。
そしていつしか、このギターを手にすることも減ってしまいました。
あれから30年、色々とギターを集めてきましたが、ついに【ナチュラル】と色違いの<本物>を手に入れました!
それが2枚目の【レッド】です。
何と、この赤の「モッキンバード」は製造番号から1980年製造であることが判明!つまり【ナチュラル】とほぼ同い歳!
さて弾いてみましょう!「ガツン」と弾いて出てくる音は...
まさしく、パワー全開バリバリ奏法向き、【ナチュラル】と同じ。
しかし【レッド】は30年経ち木材が枯れてきているせいか、「優しく奏でる」と音楽的で豊かな響きが聞こえてきます。
もしやと思って30年前購入の【ナチュラル】を久々に弾いてみたのですが、「優しく奏でる」では上手く鳴ってくれませんでした・・・
でも「やっぱりコピーは本物に勝てない」と失望したかというとそうではありません。
30年たってもガツンとしか響かない、その音が好きで、前よりこの【ナチュラル】を弾くことが多くなっています。
2台の相棒にそれぞれのよさがあり、どちらも愛おしく感じています。

