AX-ON >> AX-ON PEOPLE >> 渡邊衣里
日本テレビの番組を海外にセールスする仕事をしています。
担当地域は主に香港をはじめとする東南アジアが中心で、ドラマやバラエティなどのコンテンツを扱っています。
取引先に作品の紹介をするところから営業が始まります。メールや電話からのこともあれば、国内外のテレビ祭等で商談開始することもあります。場合によっては相手の国に話し合いに行き、放送媒体や回数、権利許諾期間、価格等諸条件について交渉を進めて、販売をしていきます。価格の交渉は勿論重要ですが、日本のコンテンツは一般的に放送回数や期間などの縛りが他国より厳しくなることが多いため、相手側の要望とのギャップをいかに詰めていくかも大切なポイントになりますね。
最近では、台湾向け案件で、日本の放送期間中に現地放送も始まるスケジュールで、「ホタルノヒカリ2」を提供することができました。
香港の場合は現地語で"吹き替え"をする作業もあり、今回は字幕で放送する台湾より遅くなってはしまいますが、それでも今までよりは随分早く、日本での放送直後に現地での放送が始まる予定です。これらは、一人の営業のチカラだけではなく、権利処理やコンテンツを作る人も、みんなが頑張ることで出来るようになったことです。このように、これまで出来なかったことが、少しずつ出来るようになっていくことが今一番面白いです。
現地放送が日本での放送期間中に開始したことにより、日本と現地双方のドラマの宣伝を連動させる形で、役者さんが台湾に行くということもできるようになり、今後は香港や他の地域でも同じことが出来るように頑張りたいと思っています。そして、日本のタレントや作家をさらに広く海外に伝えることができればうれしいです。将来は、海外とアックスオンの共同制作ドラマができたらいいですね。
今、iPhoneをはじめとして、コンテンツの環境はめまぐるしく変わっていると思います。
その裏側にある権利については・・・"ややこしいけど調べていくと面白いもの"です。
ですから、なんでも好奇心を持って「とりあえずかじり付いてみる」ことができる人がやっぱり伸びるのではないでしょうか。あとは、自分一人で完結する仕事は何一つないので、相手の意図をくみ取って、自分の思っていることを伝える「コミュニケーション能力」が一番大切だと思います。
